NPO法人 日本美容皮膚研究会(JADS)
化粧品、サプリメント、美容機器のパッチテスト・安全性試験・使用試験
日本美容皮膚研究会のパッチテスト・安全性試験・使用試験は、国内の大学病院及び関連施設にて行い、モニターには日本人男女に協力を依頼しております。
     
化粧品のパッチテスト・安全性試験・使用試験  
 

化粧品は皮膚や毛髪などの身体に直接長時間接触するので、消費者と化粧品の成分が合わない場合、かぶれなど肌トラブルを起こしてしまいます。そのため化粧品は、厚生労働省の定める薬事法及び内閣府の定めるPL法のもとに管理されています。
薬事法で、化粧品は『人体に対する作用が緩和なもの』でなければならないなどの定義や表示方法などについても定められており、すべての基準を満たし、認可を受けていないと薬事法違反となります。
PL法(製造物責任法)とは消費者の保護・救済のための法律ですが、化粧品など製造物の欠陥により消費者に被害が生じた場合、その製造業者に損害賠償の責任が生じることがあります。
また小売業者であっても、販売したものが欠陥品であれば、消費者に対する売買契約上の義務違反として、損害賠償責任が生じる場合もあります。
化粧品は原料の組み合わせによってできており、厚生労働省の承認化粧品成分であっても組み合わせによっては肌に合わないこともあり、人体を用いた試験は必要とされています。
短期から長期にわたる化粧品使用の安全性試験、皮膚計測による皮膚の変化などの試験も行っております。

 
サプリメントの安全性試験・使用試験  
 

サプリメントとは、日常の食生活では不足しがちな栄養素を補給するための栄養補助食品です。
日本においては、品質を厳しく審査する機関や基準はまだ存在せず、厚生労働省の定義では「いわゆる健康食品」とされています。
また、形状が医薬品と類似しているため、消費者にはその品質を見極めることは難しくなっています。しかし、近年サプリメントによる健康障害も報じられています。
誰もが簡単に購入することが出来るサプリメントをより安心して摂取出来るよう、サプリメントの安全性試験・使用試験は非常に重要です。

 
美容機器の安全性試験  
 

近年、様々な美容機器が国内外から市場に出回っていますが、それに応じて特に光線を用いた美容機器による火傷等の皮膚トラブルが社会問題となっています。
日本美容皮膚研究会では「ガイドライン委員会」を設立し、美容機器の生体に対する臨床的安全性に関するガイドラインおよび試験方法を策定しました。
それに基づき、美容機器の生体に対する安全性試験を行っております。

 
 
美容用機器の安全性ガイドライン(PDF)

※別ウィンドウでPDFデータが表示されます。
 
倫理審査委員会  
 

日本美容皮膚研究会では、倫理審査委員会を設置しております。
倫理審査委員会とは、臨床試験や安全性試験における試験対象者の権利と安全を守るために、試験の内容等を審議する場所です。
当会の倫理審査委員会は、薬剤や化粧品、サプリメントの臨床試験・安全性試験・使用試験・パッチテストなどを対象としております。
試験に直接関与する試験依頼者や試験実施施設とは関係の無い第3者が審査することにより、より試験対象者の権利と安全が守られます。
複数の施設が共同で実施する試験や、倫理審査委員会を併設していない医療機関で試験を実施する場合など、当会の倫理審査委員会をご利用ください。

また、近年研究内容を学会報告や論文で発表するにあたり、倫理審査委員会を通すようにという指示を求められることが多くなっています。そのような場合にも対応いたします。

 
   
   
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